こんにちは、不動産ドットネット愛知の佐藤です。
今回は閑話休題として、今回採用したシステムキッチンの仕様について
書かせて頂きます。
まず最初にキッチンの選定に関しては、
本当は「リシェル」というLIXILのトップグレードを
採用したかったんですけど、予算の関係で断念。
天板が黒いセラミック製でめちゃくちゃカッコよかったんです。
どんな大手メーカーさんや工務店でも標準品ではなく
オプション扱いなんですけど、
正直お高い。否、かなりお高い(笑)
予算に相当余裕のある方が採用されるか、キッチン以外の仕様を妥協して
キッチンに予算を回してでも欲しい!って方が採用する商品です。
僕はと言えば、キッチン以外の箇所も一切妥協出来なかったので、
泣く泣くリシェルを諦めた…という感じです。
ただ、それでも見学に来たお客様、特に奥様の意欲を掻き立てる為には
見栄えの良いキッチンが必要不可欠だったので、「アレスタ」というキッチンを
オプションでフル装備にして何とかここまでのレベルまで持ってきました。
まず、標準のカウンターキッチンからオープンキッチンに変更。
大体どのメーカーでも、標準ではダイニング側に腰壁を作って、
その裏にキッチンを収めるカウンターキッチンなのですが、
オープンタイプはキッチン天板がそのままダイニング側に
フラットに延びます。(カウンターキッチンは1段あがって木製のカウンター)
キッチンの裏側が腰壁で隠れず、ダイニング側からもキッチンを
「見せる」仕様になる為、表面を覆う面材も余分に必要で
どうしても高価になります。
あと、普通のオープンキッチンならカウンター部分の下端が空くのですが、
今回はダイニング側から開閉するオプション収納を全面に採用しています。
キッチン側の収納と同じく、上段の引き出しには
閉める際にそっと閉まるソフトクローズ機能がついています。
キッチン背面にカップボードがあるので、このダイニング側
収納に食器をしまう事は考えにくいですが、例えば
文房具や薬箱等を収納するのに重宝しそうですね。
キッチン側の収納は全て引き出し仕様で前述の通りソフトクローズ機能付き。
参考までに、キッチンもカップボードも、洗面化粧台も、
開き戸タイプより引き出しタイプの方が高価になります。
↑シンク下の引き出しは、途中までメッシュのシェルフが追従する仕組みで機能的です。
ワークトップは人造大理石で、シンクはステンレス仕様。
ワークトップとシンクが人造大理石の
一体成型になっているタイプも選べるのですが、
機能的なWサポートシンク対応のこちらにしました。
Wサポートシンクは、プレートを活用する事で、衛生的に茹でこぼしが出来たり、
水を使った魚介類の下処理、調理途中の仮洗い、
水気の多い食材はシンク内のプレートの上でカット、…等々、
様々な場面でサポートしてくれます。
レール状になっていて、プレートを自由にスライドさせる
事が出来るので、本当に機能的♪
↑水栓は流行のハンズフリータイプ「ナビッシュ」。
上部に手をかざしたり、吐水口の下に洗い物を差し出す
事で水が流れます。
↑浄水器は、一般的な水洗のようにシャワーハンドルに
内蔵するのではなく、シンク下に設置します。
↑ビルトインコンロはガラストップだったのでまぁ
よしとしましたが、本当は「デリシア」が良かったなぁ…と
思ってみたり。
↑平型レンジフード&コンロ前は強化ガラス仕様。
オープンキッチンはどうしても水跳ね・油跳ねが
あるので、コンロの前面ならガラス、シンク前なら
低めのガラスかアクリルパネルを設置する必要があります。
カップボードはコの字タイプで、キッチンと同じ面材仕上げ。
こちらも引き出しはソフトクローズで、カウンターの下段キャビネットには
ゴミ箱が3つ装備されています。トール部分は「スライドストッカー」という
引き違えタイプも選べたのですが、見栄えだけであまり実用性を感じなかったので
開き戸と引き出しの複合タイプにしました。
スライドストッカーだと、上から下まで扉がほぼ樹脂パネルで覆われるので、
キッチンとお揃いの面材をアピールしたいのであれば、開き戸タイプがオススメです。
以上、キッチンに関してはそんな感じです。
キッチンは本当に「ピンからキリまで」という言葉がぴったり来る世界なので
奥が深いというか、底なし沼というか…
「リシェル」だって、あくまでも既製品の中でのトップグレードであって、
その上にはオーダーキッチンという更に深~い世界が広がっているわけで。
いやはや、恐ろしい(苦笑)
あと、先日敷地内にガス管が引き込まれて
ガス管が設置されてました。
正直、こればっかりは都合の良い位置に設置出来るか
どうかは建物と敷地の具合次第なので、
選択の余地が全然無かったりするのですが、
もうちょっと融通が利くといいのになぁ…とは思いました。
今回の進捗は以上です。
内覧のご予約も受け付け中ですので、ご興味がありましたら
お気軽に遠い合わせ下さいませ。
不動産ドットネット愛知 佐藤