【とある社員の持家計画 その10】 6月26日~外装タイル下地完成、軒裏・破風・鼻隠し施工

2019.07.14


こんにちは、不動産ドットネット愛知の佐藤です。

過去に遡りながら書いているこのブログも、だいぶ

リアルタイムの状況に近づいてきました。

 

さて、現場では毎日外装の職人さんが頑張ってくれたおかげで、

タイルの下地となるサイディング貼りが完成しました。

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タイルは7月中旬から取り掛かって、約2週間で全体を

貼り終える予定です。

 

6月29日、軒天と破風・鼻隠しの取付。

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↑この部分が軒天。この現場の屋根は軒やケラバの出が殆ど無いので、

主には玄関ポーチとインナーバルコニーの天井になります。

外観が白×黒のツートンになる予定なので軒天も黒を採用。

 

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↑こちらは破風板。

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↑こちらが鼻隠しです。破風と鼻隠しはややこしいのですが、

樋が取り付けられる方が鼻隠しです。(まだ樋はついていません)

 

そんなわけで、外装に関してはひと段落。

あとはタイル工事が始まる7月中旬を待つばかりという状態です。

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(実際には、タイル貼りの為の下準備を進めてくれているのですが。

赤い色の糸は、タイルを水平に貼る為の目印)

それでは、また。

 

 

不動産ドットネット愛知 佐藤

 

 

 

 

【とある社員の持家計画 その9】 6月21日~気密シート・プラスターボード貼り

2019.07.14


こんにちは、不動産ドットネット愛知の佐藤です。

蒸し暑い日が続く中、現場では職人さんたちが頑張ってくれています。

大工さんをはじめ、職人さんたちには本当に頭が上がりません。

毎日ありがとうございますm(_)m

 

6月21日、先日より進んでいた壁面への断熱材敷き込みが終わり、

いよいよ壁下地となるプラスターボードを貼って行くのですが、

その前に気密シートを施工します。

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敷き込んだ断熱材の上に掛かっている緑色っぽいポリエチレン系のシートが

気密シートです。ちなみここは玄関の

シューズインクローク(土間収納)となる部分です。

ここにボードが貼られると…

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こんな感じになります。

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↑こちらはリビングの壁。

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↑2階居室南面です。

プラスターボードが貼られると、いよいよ

内観も住まいっぽくなってきますね♪

 

次回は外装の下地が完成してくる予定です。

それでは、また。

 

 

不動産ドットネット愛知 佐藤

 

 

 

【とある社員の持家計画 その8】 6月13~床暖房施工、フローリング貼り、外装タイル下地貼り 

2019.07.13


こんにちは、不動産ドットネット愛知の佐藤です。

梅雨時期で不安定な天気が続きますが、内部の木工事は進んで行きます。

 

6月13日、床暖房の施工とフローリング貼りが始まっていました。

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この現場は電気ではなくガス温水床暖房なので、

フローリングの下に温水マットを敷き込んでいきます。

僕は注文住宅の営業時代からオール電化や太陽光には惹かれない

バリバリのガス派だったので、この家ももちろんガス仕様。

よって、床暖房も必然的にガス温水式となりました。

床暖に限らず、ガスと電気の違いを知りたいようであれば、

今池にある東邦ガスさんのショールームに行かれる事を

オススメします。体感型の設備もあって、お子様連れでも

楽しいですし、何よりとても勉強になります♪

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フローリング材はLIXILのラシッサというシリーズを採用しています。

白系のカラーを希望していたのですが、選択を誤ると安っぽく見えてしまうので、

白系でもグレーやシルバーに近いホワイトオークをチョイス。

全体にこのフロアが貼られた現場を見たことがあるんですけど、

なかなかカッコよかったです♪

 

 

同じく6月13日、外回りでは外装の下地となるサイディング貼りが

スタートしました。

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こちらの物件は外装が総タイル貼りとなる予定なので、

まずは下地となるサイディングを貼っていきます。

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通常のサイディング仕上げの住宅ならこの工程で終わりだと思うと、

タイル仕上げの現場は本当に手間がかかっているんだなと実感。

もちろん、素材自体の性能の差もありますが、

サイディング仕上げより割高なのも納得ですね。

 

 

次回は、気密シートとプラスターボード貼りへと進んで行きます。

それでは、また。

 

 

不動産ドットネット愛知 佐藤

 

 

 

【とある社員の持家計画 その7】 6月6日~屋根工事、ユニットバス設置

2019.07.13


こんにちは、不動産ドットネット愛知の佐藤です。

第7回の今回は、屋根工事とユニットバスの設置です。

 

6月6日、内部で断熱材の敷き込みをしている一方で、

外部では屋根工事が完了していました。

今回の物件は一見すると向かって右が片流れ屋根、

左が陸屋根…という組み合わせなのですが、実は後者は

3方にパラペットを立てて四角に見せているものの、

こちらも片流れ屋根だったりします。

 

 

 

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↑こちらが建物向かって右の片流れ屋根。(カラーベスト葺き)

瓦屋根という選択肢もあったのですが、

外観のコンセプトがバリバリのモダンだったので、

側面が鎧(よろい)のように仕上がる瓦葺き屋根だとイメージと合わず、

一般的なカラーベスト(スレート)を採用しました。

 

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↑こちらが向かって左の屋根を上から見たところ。

緩い勾配で南から北へ流れているのですが、

三方をパラペットという壁で覆って隠しています。

何故外観上だけでも四角く見せたいかと言えば、

ひとえに「カッコいいから」という点に尽きます。

そう、そこに機能的な意味なんてないのです(笑)

なお、画像を見て頂くと分かるように、こちらの素材は

先程とは違ってガルバリウム鋼板となっています。

どうして2種類の屋根材を組み合わせているかと言えば、

緩い勾配で雨どいまでの距離も短いとなると、

普通のカラーベスト葺きだと雨を流すのに適さないからです。

そして「鋼板」と名が付くように、ガルバ屋根の部分については

板金職人さんによる施工となります。

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6月8日、同じく板金職人さんにより外周部の各所に

水切り金物が施工されました。上の画像で、

基礎の上に出っ張っている黒い部分が水切りです。

 

続いて6月21日、ユニットバスの搬入・施工。

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ごらんの通り、入口の扉は引き戸を採用しています。

大手のメーカーさんでも、お客さんから希望を

出さない限りは標準は折り戸であるケースが多のですが、

個人的には是非引き戸を採用して頂きたいです。

例えばヒートショックや持病の発作等で内側から扉に

倒れ掛かかる形で気を失ってしまった場合、

折り戸ですと外から開けられない…という

事態もあり得ます。一分一秒を争う場面で、その少しのロスが

生死を分かつ事もあるかもしれません。

そしてもう一つ、こちらは緊急時の件と比べれば

それほど…というか全然重要ではないのですが、

折り戸よりも引き戸の方が高級感があるからです。

同じ理由で、この家の玄関扉は親子ドアを採用しています。

病人をストレッチャー(担架)で運ぶ際や、大物家具・家電の

搬入時に玄関の開口を拡げられるという実用性もあるのですが、

普通のドアよりも親子ドアの方が高級感があるんです。

ちなみに浴室の折り戸と引き戸だったら、差額で言えば

大体5万円前後の違いになります。

高価な家具・家電を並べるのもいいですが、実はこういう

ちょっとした所に気合を入れると、全体に高級感が出るのでオススメです♪

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浴室は一般的な1616サイズよりも洗い場が広い1618というサイズ。

この「浴室の広さ」というのも前述の高級感に繋がってくるので、

間取りが許すのであれば1620くらい大きなユニットを入れてみたいものですね。

参考までに、1616と1620ですと洗い場の広さが約40cm違ってきます。

また、1620からしか設定の無い「ワイド浴槽」という選択肢も増えるので、

是非お子様がたくさんいらっしゃる方にご検討頂ければと思います。

 

 

次回も木工事が着々と進んで行くのですが

、この記事を書いているのが7月13日なので、だんだんと

実際の現場の進行に近づいて来た感がありますね(笑)

それでは、また。

 

 

 

不動産ドットネット愛知 佐藤

 

 

 

【とある社員の持家計画 その6】 6月6日~ 透湿・防水シート貼り、断熱材敷き込み

2019.07.11


こんにちは、不動産ドットネット愛知の佐藤です。

6月6日、今回は建物外周部の透湿・防水シート貼りと断熱材の敷き込みに進んで行きます。

 

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外回りに貼られた銀色のシートが透湿・防水シートです。

このシートも住宅メーカーによって扱うものが違ってくるのですが、

この現場はデュポン社の「タイベックシルバー」を採用しています。

通常の透湿・防水機能に加え、表面をアルミニウムとすることで

赤外線反射率85%という高い遮熱性を有しています。

室内の暑い・寒いは、柱や梁が外気の温度を内側に伝えてしまう

ヒートブリッジ(熱橋)が密接に関係しているので、

この遮熱シートを施工する事は、この後で触れる

断熱材の敷き込みと併せてとても重要な工程と言えます。

 

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そして上の画像が、柱の間に断熱材を敷き詰めたところです。

最近の注文住宅だと発泡ウレタンの「吹付断熱」が

流行りなのですが、こちらの現場ではあえて繊維系断熱材の

「ロックウール」を採用しています。

吹付断熱は壁の中を隙間なく埋められるのがメリットですが、

反面、コンセントの増設やリフォームで壁の内部を触る際に

かなり面倒…という側面があります。(内部に隙間なく拡がり、固まっている為)

実際、打ち合わせの平面図上では十分だと思っていたコンセント箇所が

完成したらやっぱり足りなかった…というケースはよくあるので、

「リフォームなんて当分やらないから関係ない」と一概には言い切れません。

次に断熱性能についてですが、両者を比較しても高性能の繊維系断熱材と吹付断熱では

殆ど差がありません。

そして、火災が起きてしまった際に、延焼を食い止めてくれる性能は

ロックウールの方が高いですし、燃えてもガスを発生させません。

 

ちなみに、価格的には専用の機材を載せた車両を持ち込んでの大掛かりな

施工となる吹付断熱の方が数十万単位で高額となりますが、担当の営業さんから説明を受けて

吹付断熱のファンになったようであれば、多少高くても是非採用して頂ければと思います。

吹付施工中の様子と施工後の仕上がりを目で見て、入居後に快適さを感じれば

価格に見合う十分な満足感を得られるはずです。

僕の場合は、職業柄 一般の方よりは多少知識があり、

上記の内容を踏まえると吹付断熱にそれほど魅力を感じなかった…というだけで、

決して吹付断熱を否定しているわけではありませんので、念のため。

 

とう事で、次回は屋根工事とユニットバスの搬入に進んで行きます。

それでは、また。

 

 

不動産ドットネット愛知 佐藤

 

 

 

 

 

 

【とある社員の持家計画 その5】 5月31日~ 木工事、防蟻処理

2019.07.11


こんにちは、不動産ドットネット愛知の佐藤です。

第4回となる今回は、上棟後の木工事と並行して防蟻処理へと進みます。

 

5月31日、対シロアリの防蟻処理として、基礎から上の約1m程度まで

薬剤を散布していきます。

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上の画像の、構造用合板がオレンジ色っぽくなっているところが

防蟻処理を施した箇所になります。

折角の新築がシロアリの被害に遭わない為にも、

専門の業者さんがしっかり施工してくれました。

シロアリ被害の保証期間は住宅メーカーによって違いますが、

大体は5年保証です。

 

そして木工事は着々と進み、6月に入るとサッシが取付られました。

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今回はペアガラスの樹脂サッシを選択。

外観色が黒、内観色が濃い茶系となっています。

最新の商品ではガラスが3重になった「トリプルガラス」という

ものがありますが、断熱性能に比例して値段も高価です。

 

木工事と並行して、次回は防水透湿シート貼りへと進んで行きます。

それでは、また。

 

 

 

不動産ドットネット愛知 佐藤

 

 

 

 

 

 

【とある社員の持家計画 その4】 5月24日 上棟

2019.07.11


こんにちは、不動産ドットネット愛知の佐藤です。

5月24日、快晴。

第4回目となる今回は、ついに上棟となります!

 

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一日かけて柱・梁・屋根まで一気に組み上げていく様子は

いつ見ても壮観ですね♪

屋根まで仕上がるかは現場の進行具合や天気、日の長さにもよるのですが、

日中には屋根の野地板も貼り終わり、夕方には屋根防水の

ルーフィングまでバッチリ貼り終える事が出来ました。

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前回も触れたように、こちらの現場は木材の結合に金物を多用する事で

“地震に強い住まい”を実現しています。

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上の画像のような金物を柱や梁に組み込み、何本ものピンで固定していくのが

「ドリフトピン工法」。

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↑一般的な在来工法では、上の画像のように木材にホゾを作って

組み上げてくので、加工した箇所の強度がどうしても

弱くなってしまいます。

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それがこのドリフトピン工法では、上の画像のように木材への加工を

最小限にとどめる事が可能になります。

どちらの家が頑丈そうか、一目瞭然ですね。

この柱の断面欠損が多いか少ないかは耐震性にも関わってくるので、

住宅メーカー選定の際はこうした工法(構法)に着目すると

いいかもしれません。

 

次回は上棟後の木工事と防蟻処理に進んでいきます。

それでは、また。

 

 

不動産ドットネット愛知 佐藤

 

【とある社員の持家計画 その3】 5月11日~5月23日 給排水工事、土台敷き、足場組立

2019.07.09


こんにちは、不動産ドットネット愛知の佐藤です。

前回の基礎工事に続き、床下給排水工事・土台敷き・足場組立へと進んで行きます。

 

5月11日、設備屋さんにて基礎の上に給排水工事を行っていきます。

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画像に見える青い樹脂管が給水、オレンジの樹脂管が給湯です。

最近の住宅では標準になっている「さや管ヘッダー工法」で、

住宅における給水工事の施工性・入居後のメンテナンス性は飛躍的に向上しました。

 

 

続いて、基礎立ち上がりの上に土台となる木材を敷く「土台敷き」。(5月16日)

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床の合成を高める為、土台・大引きと床構造用合板を一体化させる

工法なので根太はありません。

 

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土台の上に見えている黒い棒状のものが柱脚金物。

従来の建築現場ですとホールダウン金物に相当するものです。

外力のかかる方向で強さが変わるホールダウンと違い、

どの方向からの外力にも安定した強さを発揮します。

このような金物を多用する事で、

基礎と躯体、土台・柱・梁を強固に接合して力強い住まいを

実現しています。

 

 

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上棟を明日に控えた5月23日、足場が組み立てられました。

ここまで来るといよいよ!って感じがしてきますね。

そんなわけで次回はついに上棟を迎えます。

それでは、また。

 

 

 

不動産ドットネット愛知 佐藤

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【とある社員の持家計画 その2】 4月18日~5月7日 地盤改良・基礎工事

2019.07.07


こんにちは、不動産ドットネット愛知の佐藤です。

前回のブログで擁壁が完成したので、今回は地盤改良・基礎工事へと進んで行きます。

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画像1枚目は白いテープで地縄が張られているところです。

住宅営業時代、お客さまから「地縄だけで見ると狭そうに

見えるのに、実際に家が建つと大きく見えて不思議」

とよく言われたものですが、実際そうなんですよね。

ただ、これで建物のおおよその大きさと敷地との関係が

分ってくるので、お施主さんにとっては結構重要です。

また、この地縄は地盤改良を行う際の位置の目安にもなります。

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事前に行った地盤調査で比較的強い地盤であると診断

されたので、地盤改良は無しで

部分転圧による処理のみとなりました。

もし地盤が弱いと判定された場合はコンクリートを

流し込みながら地中に穴を開けていく柱状改良や、

鋼製の杭を地盤に打ち込んでいく鋼管パイル工法等が必須となり、

その工事に過大な費用が掛かるところだったので

これは非常に幸運と言えます。

 

部分転圧後、防蟻処理を施していよいよ基礎工事です。

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基礎の配筋と、コンクリートを流し込む型枠を

組んでいきます。

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ベースコンクリートの打設。

ベース部分が固まったら、基礎の立ち上がり部分の型枠を組んで

コンクリートを流し込んでいきます。

(基礎コンクリートの打設は、2度に分けて行います)

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コンクリートの立ち上がり部分の打設も完了しました!

この後は、土台敷き~足場組立~上棟と進んで行きます。

それでは、また次回。

 

不動産ドットネット愛知 佐藤

 

 

 

【とある社員の持家計画 その1】 3月24日~4月15日 先行造成(擁壁工事)

2019.07.07


こんにちは、不動産ドットネット愛知の佐藤です。

会員様や弊社にご来店頂いた方にはお話しているのですが、

現在、弊社事務所の近くで僕の住いを建築中だったりします。

もちろん37歳という年齢的なものもあり、必要に迫られて…

という所に端を発しての事ですが、単純に

前職が注文住宅の営業だった事もあり、いつかは自分の

思うように家を建ててみたいなぁという思いと、

土地から購入して注文住宅をご検討中のお客様に

モデルルームのようにお見せできる物件が欲しいなぁと

思ったのも一因だったりします。

(弊社でも建築会社さんの紹介は行っているものの、

弊社は不動産会社なので、自分の判断で

お連れして内覧の出来る現場というのは基本的には無いんです)

 

そんなわけで思い立ったのが平成30年の10月頃、

完成予定が令和元年8月末なので、約10か月、ほぼほぼ1年の

計画となりそうです。本当はもっと短いスパンの計画だったのですが、

土地に先行造成(擁壁工事)が必要で

職人さんの手があくのを待っていたら着工が3月半ばになってしまった…

という感じです。

土地の決済・引き渡しが昨年の12月だったので、結果約3か月

待つ格好になったわけで…建築の世界では業者・職人が手一杯だと

こうしたケースも多々あるので、なまじ素人ではない自分が

それについてあーだこーだ言うわけにもいかず(苦笑)

ちなみに、一般のお客様で着工がだいぶ先になる場合は

建物プランの確定や内・外装の仕様打ち合わせに

時間を使って調整するのですが、僕の場合は一応経験者なので

一瞬で打ち合わせも済ませてしまったので、ほぼほぼ

約3か月待つだけの期間がありました。

(これはこれで精神的に結構キツイものがあります。。。)

 

ところで、先行造成とは何ぞや…という話ですが、簡単に言えば、

現状の土地のままでは建築をスタート出来ない、という事です。

今回で言えば、敷地と道路で結構な高低差があったので、駐車スペースと

家が乗っかってくる宅盤の間に擁壁を建てる工事が必要だったわけです。

擁壁というのは分厚いコンクリート製の土止めなのですが、

これがまた費用が掛かる工事で、

規模にもよりますが、100万円~200万円、場合によってはそれ以上になります。

当然ではありますが、道路と敷地に高低差が無ければこの工事は不要なので、

出来る事なら平坦地を購入された方が諸費用の面でも有利です。

(土地を既にお持ちというの方も同様です)

…なのですが、昨今の土地不足を鑑みると、こういった難のある土地も

検討に含めないと、なかなか住宅用地を購入するのが難しいかも知れません。

そういった意味では、僕のケースは結構参考になるかもしれないので、

ご興味がありましたらお気軽にご質問下さい。イメージも湧きにくいと

思うので、実際に現地をお見せします。

 

そんなわけで、3月24日、ようやく先行造成に着手しました。

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まずは駐車スペースとなる部分をすき取り…

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手前の土が窪んでいるところが擁壁が建つところです。

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そこへ、砕石とコンクリートを敷いていきます。

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擁壁の芯となる鉄筋を組んでいく配筋という工程に続き、

コンクリートを流し込む型枠を設置していきます。

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コンクリートを流し込んで…

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2日ほどで型枠が外されて擁壁の完成です。

コンクリートの固まる早さにも驚きますが、

こんなにあっという間に擁壁が建ってしまうと

3か月という待ちの期間が余計に長く思えて複雑な気分になってしまいます(苦笑)

 

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続いて、宅盤の外周部にブロックを積んで行きます。

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今回の先行造成はこのブロック積みまで。

残りの階段部分や駐車スペース部分は

建物完成後の2期工事となります。

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擁壁の上に建物が建つので、道路からだと

見上げるような形になります。

かと言って擁壁をうしろに控えすぎると、

宅盤…というか、家を建てられる有効面積が狭くなって

小さな家しか建てられなくなってしまうので

難しいところです。

 

何はともあれ、以上で先行造成の完了です!

これから基礎工事があっていよいよ上棟…という流れで進んで行きます。

とは言え、このブログを書いているのは元号も変わった

令和元年7月7日、建築もだいぶ進んで中盤という状況です。

ですので、当分の間は過去に遡って書く事になるので

ちょっと変な感じがするかと思いますがご容赦下さい。

それでは、また。

 

 

不動産ドットネット愛知  佐藤

 

 

 

 

 

 

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